日本サッカー Jリーグ進化中

Jリーグの新しい取り組みJ3

日本サッカーリーグJリーグは100年構想の取り組みの一つに近年行ったのが、これまでアマチュアだったチームを準プロ化するJ3の創設です。

これまでのサッカーリーグの流れは観客数と収益そしてスタジアムの大きさを基準として定められたルールをクリアしたものがアマチュアリーグであるJFLに加盟して戦います。その後JFLでトップ3位に立ったら、次のJ2の基準を合格したら晴れてプロチームに昇格するという流れをくんでいたのです。

しかしアマチュアからいきなりプロの世界に入るというのはアマチュアとは一線を画すことになります。そのため様々なレベルの変化に対応できず選手にも経営陣にも大きな負担をかけてしまいます。そこでJFLはそのままにプロの流れに対応できる時間を作るという名目で創設されたのがJ3なのです。

J3の役割はJFLからプロへの準加盟したクッションとして加入してもらい、先に言ったプロの流れに対応できるようにノウハウを学びます。そして選手もプロの流れを経験するとともに、リーグも準加盟したチームとJ2から降格してきたチームと戦いレベルの底上げを行います。さらに一部リーグに所属していてチーム経営が安定しているチームにおいて若手育成をするために、このJ3に18歳から23歳以下の若手を育てるユースチームを創設することで全体のレベルの底上げを行うことができます。

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